スポンサーサイト

2018.04.06 Friday

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    タツコン2016 作品解説

    2016.11.26 Saturday

    0

       

       

      タツコン2016 はじまりました

       

      遠方のため会場に向かうことが難しいため今回もこのブログで作品の補足をさせていただきます。

       

       

       

       

       

       

      癸隠娃后^嘉 康裕   タイトル「退魔」

       

       

       

      今年のテーマが「時」というわけで

       

      タイトルの 退魔 →  たいま →  タイマー →  timer   です。

       

      まさかの駄洒落ですが今回は本当にタツコンのテーマと向き合うことができませんでした。

       

      製作にあたっての気持ちなどはちょっと長いし、重たくなるので

       

      先に外観だけ説明しておきます。興味がある方だけ読んでください

       

       

       

      タイトルの「退魔」はそのまま「悪しきものを退けてほしい」という思いでつけました

       

      怖い悪魔に負けないようこちらも目一杯怖くしました。

       

      ヤクザ猫です。

       

       

      紋様は『鯉金』に倣って『鰹節猫』です。サーフボードではありません

      猫まっしぐらです。

       

       

      このように胴体がぱかっと割れて中でお香が焚けます

       

       

      すると口から煙を吐き出します

       

       

       

      もわーん

       

       

       

      別アングルから

       

       

      いつもの猫香炉とは顔も違いますがキセルの持ち方も変えています。

       

       

      お香には空気を清めたり結界を張るなどの意味もあると聞き

       

      邪悪なものを振り祓って欲しいという願いを込めて制作しました。

       

       

      今回の作品意図ですが「時」というテーマにはあてはまらないと思います

       

      こじつけみたいのはできますが、薄っぺらい説明なら無い方がいいと思うのでやりません

       

      ただこの子を作った時の事を説明します。

       

      少し重いし個人的すぎるので興味のある方だけ読んでください。

       

       

       

       

       

       

      例年なら9月頃にアイディアが降りてきて

       

      あれこれとこねくりまわして完成するのですが今年はまったく降りてこなかったです。

       

       

      こーゆうのを作ろうと思ってからデザインを決める普段の器の製作と違って

       

      タツコンは「テーマ」というとても抽象的な概念を渡されるので

      前者が1を100にしていくとしたら

      後者は0から1を生み出してさらに100を目指していくような感覚です

       

       

      僕のやり方として

       

      いちど心の中をそれで一杯にして

       

      好き勝手に体の隅々まで暴れまわった後で

       

      ぎゅっと凝縮させて ぽろんと放り落とすようなイメージで作ります。

       

      「分身」とか「身を削る」とか

       

      自由に作るって好き勝手なイメージだけど

       

      確実に寿命をすり減らしているような精神的疲労があります

       

      誰にも頼まれていないのに

       

       

      というようなことを毎回しているのですが

       

      今回は他の事ですでに心がいっぱいになってしまって

      とてもタツコンの入る余地がありませんでした。

       

      先日僕の友人が突然倒れました

       

      正確には友達の上司なのですが

       

      近所で一緒にお酒をのんだり

       

      先月の個展のオープニングパーティにも来てくれて

       

      いろいろ良くしてくれるアニキ的な方です

       

      詳しくは書きませんが

       

      いまは一命をとりとめ意識も少しずつ回復に向かっていると聞いてます

       

       

      その少し前にもお世話になっている友達のお父さんが脳梗塞で半身マヒになり

      いまもリハビリ入院を続けています。

       

      家族でもない医者でもない自分にはその人たちの為にできることなんて何もなくて

       

      ただ、ただ、良くなってほしいと祈るばかりだけど

       

      他の事を考えられるほど割り切ることもできなくて

       

      いま作りたいと思えるものは彼らのためのなにか

       

      この病が悪魔の仕業だというのであれば追い払ってしまいたい

       

      みんな元気になってほしい

       

      そういう思いで今回の作品を作りました

       

       

       

       

       

      スポンサーサイト

      2018.04.06 Friday

      0
        コメント
        コメントする
        トラックバック
        この記事のトラックバックURL